5th Stage Lab サービス内容

 5th Stage Labは、個別株のリアルな情報を受け取りながらファンダメンタル投資を学んでいただく投資家教育&投資助言のサービスです(準備期間中につき完全無料)。
 このサービスの目的は、経済、金融市場、企業経営、株価評価などの一定の知識を持ち、第三者の言説に(参考にすることはあっても)流されずに投資の意思決定を行うことができる「自律した投資家」を育成することです。ただ単に株価の動きを追うのではなく、ファンダメンタルズ投資への理解を深め、メンタル面でも自立した自己を確立することを目指してゆきます。

サービス1
Liveセミナー

サービス2
レコメンドリスト配信

サービス3
メール質問回答

 月に最低1回、Zoom(オンライン会議サービス)を使ってライブ配信をおこないます。
 レコメンドリストの銘柄を中心に、銘柄解説・分析を行うとともに、自律した投資家になるために押さえるべき3つの要素(金融・株式市場、株価バリュエーション、ビジネス)について講義していきます。

 銘柄解説においては、単に四季報や公表資料にのみ基づくのではなく、アナリスト説明会や独自取材(企業インタビュー)の内容も反映します。単純に事業の特徴や業績見通しを述べるのではなくマネジメントの印象や組織・風土、成長可能性・阻害要因など、藤根の視点をお伝えします。
 株式市場の全体感に関しては、企業収益見通し(アナリストコンセンサス予想)をベースとした、割高・割安の水準感を解説するとともに、経済・金融市場のトピック解説も行ってまいります。

 また、財務分析・株価バリュエーションなど基礎的な学習も随時取り上げて説明してゆきます。バリュエーションに関しては、DCF(ディスカウンテッド・キャッシュ・フロー)の構造を理解していただくとともに、Fモデル(簡便法)をマスターしていただきたいと考えています。こうした基礎学習に関しては会員向けアーカイブ動画として順次整備して参ります。

※ライブ配信の映像は録画して、見逃し配信として、後日会員サイトにてアップします(視聴期限:約1カ月)。

 藤根靖昊が厳選したレコメンドリスト(推奨銘柄のリスト)をお届けします。
 銘柄入替は随時・不定期になりますが、その都度、採用・除外理由を含めてメールでご連絡いたします(動画でお届けする場合もあります)。
 毎月月初にパフォーマンス測定をお届けするともに前月の振り返りをお届けします(メール配信)。結果は全てオープンにすることを約束します。勝っても負けても正確にお知らせします。
 特定銘柄の「解説」においては、ビジネスモデル、競争優位性、株価バリュエーションの考え方を説明します。
 全てが上手くゆくとは限らない中で、失敗も含めて振り返りをしてゆきます。明確な根拠が求められる一般のアナリストレポートでは絶対に書けないような仮説も含めて、現在進行形で変化をしている社会・経済と事業環境にリアルタイムで解説することに挑戦してゆきます。大学で取り上げるような過去のケーススタディではなく、「リアルタイムの金融市場と企業活動を題材に学ぶ」ことに拘って運営してゆきます。

 株式投資のファンダメンタルズ分析に関する悩みや課題等をメールで教えていただければ、その悩みに藤根靖昊が答えます。基本的には「Liveセミナー(Zoom)」内で回答しますが、臨時でもメールや動画を作成して回答していく予定です。
 会員用Facebookも立ち上げる予定であり、自分だけでなく、色んな視点から投資を学ぶことができる仕組みを用意していきます。

※上記の内容は予定で、今後変更になる場合があります。

サービス提供開始に向けて仮会員登録を募集中!

5th Stage Labの仮会員(無料)に登録すると以下のサービスを受けられます。

  • すべてのセミナー/動画配信の案内を受けられます
  • レコメンドリスト入れ替え詳細(銘柄名・説明あり)をメール通知
  • 毎月月初にレコメンドリストの月間パフォーマンスをメール配信
  • 無料セミナーで使用した一部のスライド資料を、セミナー終了後に希望者に郵送

  ※郵送希望有無をセミナー終了後のアンケートでお伺いします。
  ※資料郵送を行わないセミナーもございます。

5th Stage Labの目的に共感して頂いた方は、専用フォームから仮会員登録のお申込みをお願いします。


※有料サービス化の際には、別途ご契約案内をさせて頂きます。ご契約なく自動的に課金されることはありません。
※同業者、機関投資家、未成年者のお申し込みはご遠慮ください。

サービスコンセプト

自律した投資家になるための5つのステージとは?

 藤根靖昊はこれまで30年以上、アナリストとして活動する中で多くのアナリストやファンドマネージャーと接し、また会社経営においては延べで40人超のアナリストを雇用してきました。
 そのスキルや適性を見てきた経験を踏まえて、有能なアナリストが備えている要件(資質・知識・経験等)を理解しています。それを体系化し、個人投資家に適用した結果、5つのステージ(段階)に分類しました。

 頂点である自律した投資家は、スポーツに例えれば「心」「技」「体」を備え、柔軟でありつつもブレない存在と定義しています。こうした投資家になるには、知識だけを積み上げるだけではなく、考える力と、既成概念に捉われない心の柔軟さが求められます。

 各ステージはどのような投資家なのか簡単に説明します。

1st Stage:イナゴ型(初心者)
 企業財務・株価評価、金融市場の知識に乏しく、値動きとテーマなど話題性を中心に短期トレーディングが主体(Twitterや掲示板に振り回されがち)

2nd Stage:経験不足
 知識はそこそこあるものの、実体験として身についておらず、基本は株価チャートに依存。株価の上下動に一喜一憂しがち。

3rd Stage:頭でっかち
 金融市場や株価評価の手法など知識はあるものの、中途半端にバリュエーションにこだわるあまり、売り急ぎだったり、高成長銘柄への投資を敬遠気味。会社計画を鵜呑みにしやすい。

4th Stage:準自律
 企業業績、業界動向、経営戦略、金融市場の環境、社会・政治的変化、などを鑑みて投資を行っているが、自分で独自に銘柄発掘・分析がやや苦手で最終的には自分と同じ意見を見出すことで安心感を覚えている。

5th Stage:自律
 企業業績、業界動向、経営戦略、金融市場の環境、社会・政治的変化、などを鑑みて投資を行っている点では4th Stageと同じであるが、社会情勢や流行にアンテナを張り、独自に考え行動することができる。何事も鵜吞みにはせずに自分なりの見解を持つ一方で、過信をせず常に自分が間違う可能性について意識を働かせている。

では、5th Stage Investor(自律投資家)になるにはどうしたら良いのでしょうか?

5th Stage Investor(自律投資家)になるために抑えるべき3つの要素

 自律投資家になるには、金融マーケット(特に株式市場)企業経営バリュエーションの3つは少なくとも押さえておく必要があると考えます。
 金融マーケットにおいては、現在が“平常状態”にあるのか、“特異状態”にあるのか、といった現在地点を認識しつつ、方向性を捉えることが肝要であるのは言うまでもありません。ただし、専門家と呼ばれる人たちでも見誤ることが多いだけに個別株投資を主体とする方はここにあまり拘泥する必要はないようにも感じます。しかし、自分自身の仮説を持ち、現在地を確認することは大切だと考えます。
 個別企業の株価にはマーケット要因と個別要因で構成されていますが、前述したようにマーケットを意識しつつも個別企業のポテンシャルを見極めることが最重要と考えています。

 その中で、特に力点を置きたいのが企業経営です。企業経営においては、「ビジネス」「組織」「管理」この3つの要素を読み解けるようになる必要があります。

 既存のアナリストや機関投資家の中でもこの3つの要素をきちんと把握している方はそう多くはありません。これは意外でも何でもありません。何故なら、一部の例外的な方を除けば、そもそも殆どのアナリスト・ファンドマネージャーは、企業経営はもちろんのこと事業を立ち上げた経験がないのですから。
 実際にアナリストレポートには当該企業が行っている事業環境や業績動向については書かれていても、組織・文化、雇用体系や社員のモチベーションについて触れているものは殆どありません。
 ようやく近年になってから非財務情報の開示項目として、人的資産に注目する動きが強まってきましたが、20年以上前から藤根靖昊は、「企業文化」、「経営陣の資質」、「組織構造」、「人事ローテーション」、「昇進・給与体系」などに着目して企業調査を行ってきました。各企業における部長や課長の決裁権限や社内稟議書のハンコの数などをヒアリングするなど当時は変人扱いされたようです。
 金融マーケット、バリュエーションも把握したうえで、企業経営の視点を身に着ければ、職業アナリストやファンドマネージャーにも十分に対抗が可能です。

金融マーケット、企業経営、バリュエーション。
この3つの要素の読み解き方を
参加者の皆さんと学んでいく研究室が5th Stage Labです。

グロース(成長株)投資への
こだわり

 5th Stage Labでは、「Liveセミナー」でご紹介する企業分析の実例や「レコメンドリスト」において取り上げる企業は、基本的には成長企業です。いわゆるオールドエコノミーの企業は全くではありませんが、取り上げることは少ないと考えています(もちろん、成熟産業にあっても成長率の高い企業は例外ですが)。大まかですが、前者はグロース投資、後者はバリュー投資と言い換えることができるかもしれません。一般的にはバリュー投資の方が、グロース投資よりも高いパフォーマンスを獲得できるという見方があります(計測時期によっても異なりますが)。

 それなのに何故、グロース投資に集中するのかをご説明いたします。

 第一に、バリュー投資は何時、株価が上がるかの見当がつきません。個々の企業の業績が反映されるというよりもマーケット要因の方が大きいように感じています。また、バリュー銘柄の多くは流動性が低く、買う時には地味に根気よくコツコツ拾ってゆく必要があります(逆に上がった時には一気に売らなければ売り場を逃します)。そのため広く分散させる必要があり、個人投資家の株式投資にはあまり向かないと考えます。

 第二に、バリュー投資の対象となる企業は日本の成長を促してはくれないことにあります。人口減少で対象市場も縮小する可能性が強く、(一部の企業を除けば)企業そのものの業績も停滞する可能性が予想されます。

 第三に、バリュー株は、水準訂正が起こっても株価が2倍以上になることはあまり多くはありません(下落リスクは小さいかもしれませんが)。もちろん、配当利回りや株主優待を主な目的にして投資をされる方もいらっしゃると思いますし、それを否定するものではありませんが、5th Stage Labでは検討対象からは外したいと考えております。

藤根靖(主宰者)の紹介

藤根靖昊

藤根靖昊は、30年以上の経験をもち、機関投資家の投票によるランキングで1位を獲得した実績もある、かつては日本でもトップレベルのアナリスト。評論家に留まることに飽き足りず、実践の場を求めて、全盛期にトップアナリストのポジションを捨て、起業と蹉跌を経験し、現在に至っています。組織コンサルをはじめとした中小企業に対するコンサルティング経験等からスタートアップやベンチャー企業を見抜く力量は、卓越しています。
彼が代表を務める独立系証券リサーチ会社TIWは、「投資家により良い情報環境の提供」を目標として活動しており、大手機関投資家もその情報を参考にしています。独立性・中立性を確立した情報提供を拡大することで、資本市場の健全な発展に寄与することをミッションとしています。

【経歴】
・東京理科大学 大学院総合科学 技術経営研究科修了。
・国内証券(調査部)、米国企業調査会社Dan&Bradstreet(Japan)を経て、スミスバーニー証券(現 Citigroup Global Markets Japan)入社。2000年3月 株式会社ティー・アイ・ダブリュ(TIW)を起業。
・化学業界を皮切りに総合商社、情報サービス、アパレル・小売など幅広いセクターを経験。スミスバーニー証券入社後は、コンピュータ・ソフトウエアのアナリストとして機関投資家から高い評価を得る。
・TIWでは、事業開発・経営管理業務を行う傍ら、レポート監修、バリュエーション手法の開発、ストラテジストとして日本株市場のレポートを執筆。

【実績】
・日経金融新聞アナリスト人気ランキングで常時3位~5位(1996~2000年)を獲得
・米Institutional Investorsランキングにおいて2000年に第1位(Computer Software Entertainment部門)を獲得

【主な著作(寄稿等含む)】
・「アナリストの死角」(DLJディレクトSFG証券、2002~2003年)
・「停滞産業復興計画『家庭用ゲーム-遠回りでも技術の再構築しかない-』」(日経BizTech No.009、日経BP社、2004年)
・「ソニー病」(洋泉社:共著、2004年)
・「株式投資 最強のサバイバル理論」(洋泉社:共著、2005年)

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